カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト
（Carbon Disclosure Project）
ロンドンに事務所を置く非政府組織（NGO）であるCDPによって行われている、気候変動をはじめとした環境問題と企業の関係についての情報開示を求めるプロジェクト。世界の時価総額上位企業に対して、気候変動、水セキュリティ、森林減少リスク・コモディティの分野において企業の環境経営に関する質問書を送り、回答内容を分析・評価します。情報開示が要請される対象企業は増加しており、日本では、2022年よりプライム市場の上場企業1,841社が対象となりました。質問書への回答は、取り組み内容に応じたスコアリングとともに、基本的には公開され、投資家やサプライチェーンメンバーにとって企業価値を測る重要な指標の一つとなっています。
