3分で分かるGHG排出量(Scope1,2,3)算定コンサルティング
Greenhouse Gasを略した環境用語で、日本語で言う「温室効果ガス」のこと。日本では政府により「2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする宣言」が出されています。それを受け日本取引所グループでは、2021年6月にコーポレートガバナンス・コードを改訂。上場企業に対し「TCFDまたはそれと同等の枠組みに基づく気候変動開示の質と量を充実させること」を求めました。これにより投資家を含むステークホルダーの着目ポイントとして、環境情報が追加されることに。加えて10月には、TCFDも「Scope1,2は開示すべき」「Scope3は開示を検討すべき」とガイダンスを修正しています。こうした流れから現在は、完全義務ではないものの「自社の排出量を把握していること」は企業の継続・発展において大きな影響力を持っていると言えるでしょう。
企業からのGHG排出量は、Scope1,2,3の3種類に分類することができます。
※Scope3の詳しいカテゴリについてはこちらをご確認ください。
特に現在はTCFDやCDPなどの環境評価において、自社だけではなくScope3も含めたサプライチェーン全体の排出量の算定・削減を求める動きが加速しています。
そうした背景がある一方で、Scope3は自社の活動に関する事業者や製品の使用者からの間接排出が該当するため、算定に必要な情報の取得が難しいという一面も。そのため下記のようなお悩みを抱える企業様も多いのではないでしょうか?
そこで弊社では、企業様のお悩みに寄り添ったコンサルティングサービスをご用意。目的・範囲の検討といった準備段階から算定実務まで、すべてのステップをサポートいたします。
GHG排出量は【エネルギーや燃料を使う活動量×排出原単位(活動量あたりのCO2eq(※)排出量)】で算定されます。そのため特にポイントとなるのが、データの収集。実際企業様には、下記のようなデータをご用意いただきます。
※温室効果ガスをCO₂で換算した際の単位
このようにGHG排出量算定では、該当する活動にあわせた、あらゆるデータの収集が必要不可欠。算定システムを使用する場合は、これらの膨大なデータをシステムに入力するという作業が発生します。その点ブルードットグリーンでは、収集したデータそのものをお預かりし弊社にて算定。そのため企業様において、膨大なデータを入力する手間はかかりません。また弊社サービスではすべてのステップをトータルでサポートするため、初めての算定でも安心して進められます。
こうした支援を通して最終的には、「カテゴリ別の排出量をまとめたデータ」や「排出量の割合を見える化したグラフ」などを提出。あわせて弊社では、「どのようなプロセス・データのもと集計したか」「同じカテゴリの中でも、どの項目がどのくらいの排出量を占めているか」などをご確認いただけるデータも提出いたします。内製化をサポートするとともに、貴社内での「どう排出量を削減するか」の検討にもご活用いただけます。
また弊社ではホールディングスにおける、複数事業の算定も対応可能。例えば、とあるホールディングス企業様には、GHG排出量におけるカテゴリ別の削減ポイントを“排出量の規模”や“誰(自社orサプライヤー)が関与しているか”を基準に業種別にまとめたデータを提出いたしました。
3分で分かるGHG排出量(Scope1,2,3)算定コンサルティング